今日は、ぽぽたんの市川さんからのメッセージを下記に綴っています
ぜひご一読くださいne^-^
時間/3分3秒
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○お話は「青空文庫」さまにお世話になっています
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『ぽぽたんのおはなしはらっぱを聴いてくださっている方』へ
こののはらに立ち寄ってくださり、ありがとうございます
イソップのお話も10話を過ぎました
イソップの話には必ず教訓があります。
”短くていい”と始めたイソップですが、この教訓が重く感じられる時もありました。
わたしたちのようなぽわ〜んおかあさんが、偉そうに”教えを諭す”なんて・・・・
でも最近ちょっと変わってきて、嫌われるのもイヤだし、うるさがれるのもイヤだしと
他人の子には愛想よく無関心という大人達が増えているなら
「こんなことしちゃだめなんだよ」「人の見てないところでもまじめにやらないとね」
と昔のご近所の口うるさいおばさんのように言い続けていくことも大事かななんて思いはじめました。
決して偉そうにではなく。
おばさんとは「小母さん」と書きます
親戚のおばさん(叔母・伯母)ではなく、近所のよく逢うおばちゃんです。
ちょっと前まで「おばさんじゃない」と思っていましたが
「小母さん?」「ちっちゃなお母さん?」と思うとなんだか愛らしくなって
「え?チーママ!」と思ってきて気に入りました。
わたしたち、おばさん(小母さん)です!
みんなのこんまかおかあちゃんです。
こんまかおかあちゃんからのおはなしです。
「そげなこちゃ しやんな。相手がぐらしがな」と思いながらおはなししています。
原本のイソップのはなし3行〜10行の短いものです。
それをぽぽたんらしく脚色しています。
主人公のキャラも、終わり方も。
ストーリーの本筋は変えられませんが、落胆していく主人公にも愛情をかけてやりたいと思っています。
「キツネとぶどう」のキツネは狡猾さだけを前面に出さず、とぼけたキャラに仕上げました。「うさぎとかめ」のかめは勝って高慢になるのではなく、ホントはうさぎと友達になりたかった、自分を認めて欲しかったというスタイルに仕上げました。
そして、今回のカラスはセリフなしで黙々と動くカラスのまじめさと賢さを出したく思いました。カラスも生ごみを荒らしたりして、狡賢いイメージが強く悪役になることが多いのですから、ちがうカラスもいるということを出したいと思いました。
しょんぼりしているお父さんの手を握る息子も、肉を失った犬を黙って見送る道端の花もとても愛おしく主人公を見守っています。
この辺がぽぽたんらしい構成なのだと思います。
機械いじりが得意でもないお母さん2人がお父さんたちの力をかりて
ダビング編集しています。
毎回音量も安定しない素人録音ですが、ぜひ、またお立ち寄りください
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2007/10/24 ぽぽたん